Sunday, October 7, 2007

癌と闘う人に勇気と力を!





今日は久しぶりに気持ちよく晴れた!

訪ねた知人から驚きと感動の話を聞く。。。



彼は4年前に白血病(血液の癌)を宣告され死を目の当たりにした。

そして初めて本当の仏法のすごさを知ったと言う。

今は骨髄移植を経て完治し、お寿司屋さんを経営。






職場でもうわさの抜群においしいお寿司を食べられる数少ない場所だ。

と言うよりダーラム近郊ではここしかない。

他に日本食を提供するレストランは数多くあるが、全部アメリカナイズされた日本食で、日本食では決してない。。。





彼は自身の闘病体験、仏法の信仰体験から、残りの命を残りの人生を癌と闘う人たちの為に使うと決心したと言う。。。毎日3時間お題目をあげ癌と闘っている人たちの回復を祈り、仕事もこなし、闘病中の人を励ますために足を運び、また祈り、癌と闘う人に勇気と力を送る活動に協力を得るため語りに語り、そしてまた行動する。そんな毎日を彼は感謝の思いで送り続けている。そして死ぬまで続けると言う。




私も母を癌で亡くし、大切な友を癌で亡くし、何でもいいから何かできないかと思いつつ何もできていない自分に不甲斐なさを感じながら今まで生きてきた。



しかし、白血病を体験した彼との出会いは衝撃的で、会うべくして会ったというか、何か昔から縁していたように思えて仕方なかった。。。

できることから手伝わせてもらうことに。

早速彼が今までに築いてきたネットワークで世界各国から彼の元に送られてくる折り紙の鶴を受け取り、ホテルへ戻った。大袋にいっぱいつまっている。千羽鶴にして癌と闘っている人を励ますのだそうだ。

これまで足を運んだ場所は全米にとどまらず日本、ベルギー、フランス、とどんどん広がっているらしい。そして彼の元に送られてくる鶴は、3時間のお題目をあげて1羽、また3時間あげて1羽と折られた鶴だという。。。。言葉にならなかった。。。




早速妻と二人で色分けし、一つ一つ糸を通す。。。。

千羽鶴が送られるなどと知らされている人など一人もいない。

しかし、早く千羽鶴を完成させれば、それだけ早く一人の人の心の力になる事ができる。

しかも、ただの千羽鶴ではない。一羽3時間の祈り、一千羽で3千時間の祈りがこもった千羽鶴。



彼は言う。。。あと3年とか5年で終わる活動ではない。死ぬまで続けるライフ・ワークだと。

恩返しのつもりで癌と闘う人々を励まし、仏法のすばらしさを語っていくと。

1 comment:

アクアマリン☆太郎 said...

「アンパンマンのエキス」はご覧になりましたでしょうか。4歳の男の子が小児ガンと戦い天国に逝った“動画”とお母さんの“ありがとうっていっぱい言わせて”の2種類あるのですが感動で涙が溢れます。
“「人」と言う字は支えあってこそ倒れない、右左のどちらが大きくても支えられず倒れてしまう”とだれかに教えていただきました。
ファイアーハウス・ドッグ。こんど観たいと思います。ボランティア・ファイアーファイター頑張ります。