Friday, August 31, 2007

ファースト・シップメント


今日はついについに訪れた待ちに待った最初の新しい製品の出荷の日となった。。。

職場の仲間たちにとっても、もちろん同じこと。。。待ちに待った出荷。。。

皆の顔からも、あふれ出る喜びと誇りが見て取れた。。。。


出荷直前になっても製品を運ぶためのドーリーに問題があることに直面したものの、

いつもの通り、これまでの通り、淡々とそれぞれの役割を果たし、乗り越え、出荷!


製造開始から4ヶ月半かかったが、これまで何度も何度も言い尽くせないくらい何度もチーム・ワークで乗り越えてきた。感慨深いのは当たり前だ。。。


私も同様、完成品がまぶしいくらいに光り輝いて見えた。。。チーム・メンバーのこれまでの忍耐と努力、数多くの人たちのサポートが思い起こされ、トラックに搭載された製品をみながらチーム・リーダーに一言「どう思う?」と問いかけられ、「ビューティフル。。。。ビューティフル!」と答えた。 とても一言では言い尽くせない。。。


いつも軍曹のようにむつっとしているチーム・リーダーから初めて「何人かのメンバーと食事に行くが、来るか?」と誘われ、うれしくて当然「行きます」と即答。


皆先に会社を後にした後も一人トラックのドライバーが製品をトラックに固定する作業を手伝い、最後の最後まで見届けた。私にとってはそれほどうれしいことだった。


ちょうど車を出したときにトラックも出発。。。交差点でトラックは左折し明日の朝まで10時間のドライブ、私はレストランに向かうために右折。さっき会ったばかりのトラックのドライバーも私が後ろを運転していたことに気づいたらしく、交差点で横に並んだ際お互いに片手をあげてニコリ。。。。最後のあいさつを交わしバイバイした。。。。


遅れてみんなと合流。今日の出荷の話などしない。でもこんなにうれしそうなみんなの顔を見たのは正直初めて。最高の夜だった。

Thursday, August 30, 2007

まぶしい!ダーラムの太陽



あと2日で9月だというのにダーラムの日差しはまだまだ強い。
朝方75度F(24度C)、お昼頃には95度F(35度C)、夕方までその暑さは続く。
夕日もまぶしくてサングラスなしではとても運転できない。



ホテルの部屋に差し込む夕日の日差し。クーラーを止めるとすぐに汗がにじんでくる。。。。



シアトルは私がダーラムに来ているときに限って今週いっぱい毎日ゴージャスな天気が続いているらしい。。。。気温は最高で75度F(24度C)。ダーラムより10度C以上低いが気持ちいいだろうな~。。。。

飛行中に他の飛行機を見る事がめったに無い穏やかな空



フランクリン空港周辺で飛行訓練中、めったに他の飛行機が飛んでいるところを目にする事が無い。
いままで6回しか飛んでいないものの、一度もない。タキシング中(地上)にヘリコプターを一度見たっきり。普通の空港とは違い、定期便があるわけでもなく、とても静か。風も無い。あっても穏やか。



一転ラーリー・ダーラム国際空港(国際空港といっても一日一便ロンドンから飛んでくるだけだが)は普通の国際空港と比べれば静かなほうだが、フランクリン空港とは比較にならない。定期便がじゃんじゃん飛んでくる。飛んでいく。こんな空港では飛びたくないね。せかされるしタワーとの交信もいろいろ決まりごとが多くて落ち着かない。ウォード先生が1時間かかってもフランクリン空港を選んだ最大の理由。



たまたまボーイング737-800型機の後ろをタキシングしているセスナをラーリー・ダーラム国際空港で見かけたので、カメラをカシャッ!。。。。。そんなことは無いと思うが737型機がエンジンをふかしたら吹き飛ばされかねない間隔で後ろをついていっている。。。。私だったら念には念を入れて絶対うしろについたりはしないけどな。。。こわいこわい!



昨日は1.6時間の飛行訓練。累計でたったの6.7時間
ソロまではま~だまだだ。。。。。。

Tuesday, August 28, 2007

マーチン・ルーサー・キング・ジュニア「私には夢がある」スピーチから44年


1963年8月28日
ワシントンDC リンカーン記念公園

「I have a Dream」で始まるあまりにも有名なスピーチ

人種や肌の色による差別の無い社会の構築を訴えた
既に44年がたった今、アメリカ国内外問わず、
未だに根強く差別が存続しているのが事実。
しかし振り返れば、差別の無い社会に近づいているのも事実。

彼は私と同じ年齢で私が生まれた年に暗殺された。
死ぬには若すぎるが、彼は使命を全うして今世を終えたのだろう。

彼は1957年、当時のインド首相ネール氏に招かれ、インドを訪問した際、
インド独立を達成したガンジーの非暴力抵抗主義を学んでいる。

しかし残念ながら今なお武力をもって平和を唱えるアメリカがいる。そのアメリカを支持するアメリカの国民がいる。
日本はどうか。今なおアメリカの武力の傘下にいる。

悲しいことだと思う。抜け出すべきだと思う。被爆国日本こそが、武力ではなく力ある声で、
世界に平和を訴えることが大切だと思う。

武力は無力だと思う。。。

Monday, August 27, 2007

2週間ぶりのフライト・トレーニング



なかなか定期的に飛ぶのは難しいです。。。
久しぶりでした。。。
飛行機の操縦で一番難しいのがまさか地上の走行だとは。。。。
ラダー操作が大きすぎたり小さすぎたり右往左往。。。
まだ感覚がうまくつかめていないようです。。。


離陸滑走スタート!
「まっすぐをキープ! 左右の幅2インチ以内!」(ウォード先生)
「2? 2インチ? そーりゃー無理です!」(私)
「じゃ、3インチ以内!」(ウォード先生)
「オーノー!あーはっはっ(笑)」(私)
ウォード先生もにんまり。ちょっとからかい半分。

フライト中の操縦はとてもうまくできるようになったし着陸もきれいにできる(もちろんいつもではないが)
しかしまっすぐ走れないね~。特に着陸直後。。。。と、ウォード先生からのご指摘でした。。。
両足での操作がどうもまだしっくりこない。。。ひどい時は無意識のうちに手で操縦桿を操作している始末。。。車の運転じゃないよ~

練習が何より大切!ウォード先生も「一通り教えたことが身についてきているから、後は繰り返し繰り返し飛ぶことだね」との事でした。。。。ソロ・フライトもそう遠くは無いそうです。


空港からの帰り道、約1時間。
一緒に食事、約1時間。
ウォード先生とずーーーーーっと飛行機の話。。。話がつきることはありません。

いつものお礼にドリーム・ライナーの模型をシアトルのお土産として渡したら、
うれしそうに「ウォー! サンキュウ ソー マーッチ!!」と喜んでくれました。
私もうれしかった。

Sunday, August 26, 2007

1週間のシアトル生活を終え、またまたダーラムへ


シアトルはやっぱり水の街
全てがみずみずしい。。。

残念なことに今年のシアトルの夏は冷夏だったようだ。。。
既に紅葉が。。。


約1週間のシアトル生活を終え、今朝5時半に家を出た。
アトランタを経由しダーラムへ。。。


アトランタはひどい雷雨にみまわれ、しばらく離着陸不可能となり、予定より2時間遅れてダーラムに向けて離陸。


ダーラムに着陸したのは現地時間で夜8時半(シアトル時間の夜5時半)。。。
荷物を受け取り、レンタカーを借り、ホテル到着は9時半。。。
Door To Doorで13時間!日本に帰れてしまう距離だよ!

早速買出しに行き、ホテルで揚げてあるチキンをチン!
っとやりすぎで煙もくもく!!
煙感知器がピッピッピッピッピー!!!!
オーノー!

でも2度目だったので落ち着いて換気扇と窓を全開にし、うちわで感知器の周りの煙をばたばた!
すぐ音はしなくなったが、チキンは真っ黒くろすけ。。。。

は~、せっかく買ってきたのに。。。。。

Wednesday, August 22, 2007

シアトル・タコマ国際空港近郊の湖畔



今日は仕事仲間と一緒に夕食をとった。全く知らない場所だったので地図を見ながら車を走らせ、かなり苦労したが到着した瞬間にそんな苦労は一気に吹き飛んだ。。。
すばらしい眺め。。。空は青く晴れ、湖面は太陽に反射して輝きを放ち。。。

すこし早く着いたのでカメラを片手にてくてくヨット・ハーバーを散歩。。。カシャカシャたくさん次から次へと撮った。それだけすばらしかったということか。。。空港のすぐそばだったので飛行機もたくさん見れて幸せいっぱい。。。



水は澄んで、小魚の群れも見る事ができる。。。



夕陽は世界中どこに行ってもやっぱりきれいだ!

Sunday, August 19, 2007

たこ焼きは、日本の文化だ~!



今日は朝からすごい雨。。。シアトルの雨らしくない降り方。。。
まるで日本の梅雨のようだった。



久しぶりに妻と二人でエベレットに飛行機を見に行った。。。
ドリーム・リフターだ~!

それだけではない。。。。今日は特別な日となった。。。。
そう、半年以上食べられなかった たこ焼き の日だ!
妻がたこ焼き器を日本に帰る友達から譲ってもらってくれていたのだ!

テンションはあがる!たこ焼きはくるっくるっ!!
湯気が立ち込める!ビールもはいった~!!




ウオ~~!! たこやきだ~~!! うっまそう~~!!!



。。。。。。。

感動した!熱々のたこ焼き!外はカリカリ、中はトロ~リ!
たこ焼きソースに青海苔、鰹節、そして欠かせないマヨネーズ。。。。

うっめ~!!!!

これほど日本人の胃と心を満たすたこ焼きは、すばらしい!!!!

切っても切れない日本の文化: お風呂 アンド たこ焼き!

Saturday, August 18, 2007

な~ぜ暖炉に火が?。。。夏なのに。。。



今日も朝から寒かった。。。寒いといっても普通の夏と比較して寒いだけなのだが。。。。

と思っていたら、な~んと暖炉に火を灯しているカフェを見つけてしまった。。。
8月中旬、夏真っ盛りのはず。。。だが。。。

びっくりしつつ妻と二人で「お~寒かった~」と言いながら暖炉にあたって体を温める。。。。
やっぱりヘンだ! やっぱり気のせいじゃなくて、ほんとに寒いんじゃん。。。

シアトルの夏の太陽は夕方から燦燦と輝きを放ち始める。。。。燦、燦、と。。。



空の色も青さを取り戻すのは、ここのところ毎日夕方からだ。。。。



夏らしい夏よ~はやく来~い!!!
来る前に夏よ~終わるな~!!!!

真夏でも涼しいシアトル




久々にシアトルに戻ってきたが、とっても涼しい!

と言うより、私にとっては寒い!


真夏なのにね~。。。



今年ボートを購入した同僚に聞いてみた。。。
まだ一度もボートを出していないのだそうだ。。。ここ数年の暑い夏とうって変って寒かったらしい。。。。
寒くてもボートはいっぱい出てるには出てるけど。数は例年より少ないんだろう、きっと。



朝から昼過ぎくらいまでまるでは、軽井沢のような避暑地にいるような冷え方だが、
昼過ぎから夕刻にかけて少しずつ温かくなり、ちょっと汗ばむ程度にはなる。。。。






ダーラムは半そで短パンサンダルが定番
しか~しシアトルは夕方にしかそんな格好はできない!夕方の数時間以外は長袖にジーンズでも暑くない。。。ちょうどいい。。。





住む場所として、シアトルとダーラムのどちらかを選べと言われたらどうする?と同僚に聞かれ、数秒悩んでみたものの答えはやっぱり簡単だった。。。。「ダーラム!」


理由は住んでみないと理解に苦しむかもしれないがダーラムは住みやすい上に私の大好きな暑い陽射しを長期にわたって楽しめること。既に4月から5ヶ月以上いるが、このアツイ季節が終わりそうな気配はまだまだない。



もちろん、最高の天気とビーチがあるノース・カロライナ州におしゃれなシアトルの街を持ってこれればそれが一番!!でもダーラムの隣(車で10分程度)のケリーというベッドタウンはなんと住みたい場所全米3位だそうだ。(数年前は1位だったようだ。) ま~何を基準に順位をつけているかがよく分からないが。




Wednesday, August 15, 2007

終戦62年目の夏



日本の新聞が取れないので代わりにインターネットで記事を読むようになった。
正直、日本にいるときはほとんど読まなかったが、離れてみるとやけに気になって。
テレビで日本のニュースを見ることもできないからか?

最近すごく驚かされる記事が連日のように飛び込んでくる。日本の首相の一言一句。

これまでにここまではっきりと反核、反戦を述べた首相がいただろうか?

そして、過去日本軍主導のもと日本が犯した過ちを過ちと認め、戦死した人々のみならず被害を及ぼしたアジア各国への謝罪をはっきりと述べた首相がいただろうか?

世界唯一の被爆国として積極的に世界平和をリードする役割を担っていく、世界平和のために貢献していくと宣言した首相がいただろうか?

政党とかなんとかじゃなくて、一個人として、日本人として、日本の代表として、正しい発言だと私は思う。正直、驚いたと同時に「その通り!」とこころの中で叫んでしまった。

日本人としてとてもうれしかった。

忘れないようにスクラップはできないからリンクを残しておこう。。。
8月7日付けJapanTimes
http://search.japantimes.co.jp/mail/nn20070807a2.html

8月16日付けJapanTimes
http://search.japantimes.co.jp/mail/nn20070816a2.html

Tuesday, August 14, 2007

1ヶ月ぶりのフライト

なんだかんだあって、前回のフライトから1ヶ月も経ってしまった。。。あっという間だ。。。


今日は仕事の同僚も一緒についてきた。
私のトレーニングが終わったあとに彼もフライト。

今日は離陸から着陸までほとんど操縦をまかされ、想像と現実の違いを体感。
一体全体どうすればできるんだ?と思っていた事が意外にあっさりできた反面、
こうすればできるとイメージしていた事が実際にはイメージ通りにいかなかった。

同僚も3年ぶりに飛んだらしいが、ブランクのせいか思うようにはいかなかったようだ。

ともかくウォード先生を含め、3人とも心からフライトを楽しんだのは確か。

Monday, August 13, 2007

Dear My Friend




コブクロの轍(わだち)って曲。。。。すごくいい!


「眠れないほど悩んで 見えた答えがあるなら 君さえ知らない君を みつける旅にでかけようよ(歌詞)」
と言ってくれた人がいて。そして今も変らず。


「抱えきれない夢が 不安に変りそうな日が来たら そんな 時は 僕のところへ おいで 歌を 唄ってあげよ(歌詞)」
と言ってくれた人がいて。そして今も変らず唄い続けてくれる。


「涙 かれた その後にだけ 見える 光 明日を照らす(歌詞)」
そのとお~りだ~!

「昨日を振り返るなら 見えないあしたに目を凝らせ(歌詞)」
そうだよ、そうだよ、その通りだよ!


「しがらみの中を 掻き分けて進め 傷だらけの両手が いつの日か輝いて見えるまで(歌詞)」
自分で選んだ道だから誇りをもって突き進めって言ってくれた人がいた。そして今も変らずエールを送ってくれる。


「あいた扉 通り抜けても それじゃ 強く なれやしないよ 閉じた扉 タタキつぶして ゆこう 君の 未来のほうへ(歌詞)」
って教えてくれた人がいた。そして今もその人はその生き様を見せ続けてくれている。




勇気と希望と温もりを与えてくれる大好きな歌。



大切な友が苦しんでいるとき、どんなときも、勇気と希望と温もりを分かち合える自分でいたい。
一緒に未来に向かって歩んでいける自分でありたい。。。。

TSUBASA~翼

空を自由自在に飛ぶ鳥たちを見る時いつも思い知らされるのは、人は鳥たちから飛び方を教えられたんだという事。飛び立つ瞬間、滑空しているとき、方向を変えるとき、スピードを上げるとき、下げるとき、降り立つ瞬間、どれをとっても全て理にかなっているというか、航空力学で学んだ事を目の前で証明して見せてくれる。
鳥たちに感謝と尊敬の念を抱かずにはいられない。1902年にノース・カロライナ州東海岸沿いの砂丘の上で飛んで見せたライト兄弟たちも、こう書き残している。。。。
「私たちはただただ鳥たちへの尊敬の念を飛ぶことによってあらわそうとしているだけ」と。

やっぱり翼の長い鳥は飛び方も悠々たるものだ。。。。スパンの長いグライダーのようなもの。。。。
編隊飛行もお手の物。。。 ブルーエンジェルスとおんなじ。。。
いや~ほれぼれするね~。。。。いい翼持ってるね~。。。。
走るのが得意な鳥もいた!!笑ってしまうくらい速い!
足長いね~。。。君はスプリンター?
あっそうだ、写真で撮ったことは無いけど、ほんとに鳴き声がきれいな鳥もいる。聞きほれるほどうまいんだな~歌が。。。

今勉強中だけど、飛ぶってほんとむっずかしいね!!

Sunday, August 12, 2007

初めてノース・カロライナの山へ ~ ブルー・リッジ

ノース・カロライナに来てからというもの、行くところといえば東側ばかり。
アトランティック・オーシャン!

西側(山々)もいいよ、と周囲の人々から薦められてきたが、あまり興味の無い山にはおそらく行かないだろうと思っていた。しかし、ついにその日が来た!理由は単純。一人だし、海はさんざん堪能したし、パイロットの勉強もウォード先生から指示された以上の範囲を終えちゃったし。。。。なにか新しい発見がしたいと思い立ったら、山に向かっていた。

しかし、朝からあいにくのお天気。と言うかすごい煙っていた。。。
でもかすかな期待を胸に秘め、西へ西へと走り続けること約3時間。

それらしくなってきた。でもまだ煙ってる。。。。

きっと晴れていたらすごい眺めなんだろうな~と思いながらも、一応今日の目標は達成!
それなりの満足感。
天気も良くなりそうにないので、すぐ切り上げ別ルートでホテルに向かい出発!

山から下りてしばらく走ると晴れ間が見え、一安心・・・・・

山の天気は変りやすいので十分に注意しましょう!