Monday, July 16, 2007

中越沖地震・・白衣の天使の勇気と使命(誇り)・・そして

アメリカ時間の昨夜、CNNのニュースで”日本の新潟・柏崎あたりで震度6強の地震があった”と流れた。すでに眠りモードにいたわたしに主人が教えてくれた。しかしここはアメリカ・・・しかもホテルのテレビなので日本のニュース専門チャンネルを見ることが出来ない。

さっそくインターネットで調べ、、新潟・柏崎や長野県などで震度6強、能登輪島などで5強の地震があったとしり驚いた。つい3月に能登沖地震があったばかり、そして新潟は2-3年前にもあったエリア。
長野に住む友達にメールを入れてみた。(こういう時は電話はしばらく不通になることが多いといわれているので)

”すごく揺れたけどこちらは無事でした。仕事はオフだったけど、看護師長にすぐ電話をいれ、出勤をしたほうが良いか確認したところ。”と書いてありました。

そう私の友達は白衣の天使の看護師なのです。白衣の天使の名のもとに、隠されている過酷なお仕事、そして生・死を見届ける尊いお仕事・・・本人達にしかわからない苦闘を日々つづけいている彼女達。 けれど、彼女の言葉の中に自分の使命を自覚した勇気ある行動を知るとき、だからこそ彼女達は崇高な白衣の天使と思わずにはいられない。そして彼女達(彼ら)の存在に心から感謝します。

かなりの死傷者数、数百の家屋の倒壊としりました。いつもながら被災者の方々に、自分は何を出来るのかと?思う。ましてや日本から離れたアメリカから。。。被災をしていない自分が言うのは簡単なことだけれど、だけど、だけど、希望から生み出される人間の力を信じたい。そしてどうかどうか復興への希望を見出して欲しいと心から祈りたい。


一方、アメリカでは、国を守るため、愛する家族を、友人を守るためと、イラク復興部隊として日々多くの若者達が送りだされていく。そして、悪い言葉だが、今では日課のニュースのように、イラクで亡くなったアメリカ兵士たちの名前、年齢が読み上げられる。
そして亡くなった兵士の家族の言葉が届けられる。みな、”国のため、愛する私達のために、戦い、なくなった自分の息子を誇りに思う。”と語る。
その言葉を聞く度に悲しみと怒りを覚えずにいられない。”愛する息子だからこそ、戦争などに送って欲しくない。戦争に反対してほしい。必要のない戦いで命を起こすのは馬鹿げていると、声を大にして叫んで欲しい。”

イラク戦争終結後の死傷者の数は戦争時の数字をはるかに超えている。アメリカでは死傷したアメリカ兵士のことしか語られないが、その裏には同じように罪のないイラクの民間人が多くなくなっているのである。戦いは戦いをもってしては決して終わらない。また新たな憎しみと戦いを作り出すだけだと思う。

間違った教育、そして間違った指導者のもとに導かれているアメリカ。どうか若者が秘める限りない可能性を奪はないで欲しい。 勇気と使命(誇り)を正しい方向へ導いて欲しい。それが私達大人の役割なのだと痛感します。

そして世界で唯一原爆を被災した私達の国、日本・・・だからこそ平和を訴える力を持っていると感じます。

えらそうなことをたくさん書いちゃいました。”そういう自分は何が出来るんだよ。”といわれちゃいますね。 今、アメリカにいるからこそ見える両国の良いところ、悪いところ。。。そういう中で自分に出来ることは、国籍を問わず沢山の友達を作ること。語ること。平和は遠くにあるのではなく、身近なまわりから作り出され、広がっていくものと信じています。

命の尊さを教えてくれるたくさんの友達を持ったことに、心から感謝しています。だからわたしも誰かのそんな友達になりたいです。

2 comments:

アクアマリン☆太郎 said...

Hello,my friend

我が家の隣人の奥様は
フィリピンの方です。

とても優しくとても良いひとですよ。

JiJi and JyuJyu said...

そうですよね。むかし(いつの頃?)は外国人が近くに住んでいたらびっくり・・今はそんなこともなくなりましたよね。

そんな時代にびっくりしてしまうのは、ここノースカロライナ州はアフリカン・アメリカン(黒人)が沢山住んでいるところなのですが、土地の販売にあたり、アフリカン・アメリカンの人達には通常の何倍もの値段で売っていたことが発覚し問題になってます。

そんな人種差別がまだあるなんて、信じられないです。ここ南東部の根深い歴史を垣間見ました。