Wednesday, October 31, 2007

ハロウィーン



子供達がお菓子を求めて次々にやってくる




赤いスパイダーマン、黒いスパイダーマン、お化け、ドレスアップしたちびっ子たち




外は真っ暗




皆恐る恐る腰が引けた状態で入ってくる

中にはお菓子にたどりつく手前で泣きそうになりながら引きかえそうする子もいれば

脅かしちゃダメ!ダメだからね!って叫びながらちょっとずつ近づいてくる子もいれば

様々。
必死に勇気を出して、「トリック オア トリート!」 (Trick or Treat!)




いたる所から子供達の恐怖の叫びが鳴り響いていた。。。。
かわいい子供達を脅かすのも楽しい。。。
皆お菓子を選んでいるときだけは怖さも忘れているみたい。。。

Saturday, October 27, 2007

秋深まるダーラム


ここ3日間、まるでシアトルの様に雨が降り続き。。。。
週末ようやくダーラムらしい晴れ間が舞い戻ってきた。
もう暑くはない。。。。
ジャケットをはおってちょうどいいくらいの涼しさ。
木々は黄色や赤色に染まっていく。
春から夏にかけてたくさん見る事ができた蝶や蜂などの昆虫達もまったく目にしなくなった。
四季は日本独特のものだと勝手に思い込んでいたが、
13時間の時差がある地球の裏側、ここダーラムでも日本同様、
春は春らしく、
夏は夏らしく、
そして秋も秋らしさを見せてくれる。
あぁ~ 温泉にはいりたーい!
と考えるとやっぱり日本の文化のよさが際立ってくる!
春は桜、花見、団子、新緑
夏は海水浴、スイカ割り、焼とうもろこし、焼き鳥、焼そば、ざるそば、夏の甲子園、枝豆、ビアガーデン、夏祭り、盆踊り、夜店、そして花火!
秋は紅葉、温泉、肉まん、居酒屋、たこ焼き、お好み焼き
冬はこたつにみかん、おでん、熱燗、かに、ラーメン、シチュー、そしてやっぱり温泉、肉まん!
日本の食文化がこれほど恋しく思えるとは想像もしていなかった。。。。。。はは:-)

Thursday, October 25, 2007

ダーラム生活もいよいよ終盤


ダーラムの地を初めて踏んだのは今年の4月17日。。。。。。
以来半年が過ぎ。。。。。。。。
長かったホテル住まい、シアトル・ダーラムを行ったり来たり。
当初の予定では8月中にシアトルに定着するはずだったが、
9月、10月、と何度も延期。
そしてようやくダーラムを切り上げる日程が確定した。。。。。はず、今度こそ。。。。。
11月9日のフライトでダーラムを完全撤退することに。
やーっとかー!と言う思いと、意味のある半年だったなーと言う思いと、
嬉しいような、寂しいような。。。。
ダーラム生活が実質最初のアメリカ生活実体験の場となったことは間違いない。
ノース・カロライナだから北に位置してとても寒いのかと思いきや、思いっきり南部で夏の最高気温は111度F(44度C)を記録!イメージしていたのとは間逆だった。
田舎で何もなくてつまらないのかと思いきや、それはそれはたくさん楽しむ事があるすばらしい土地だった。妻にも喜んでもらえて本当に良かった。。。。ほっ。。。。。
夢見てきたパイロットのトレーニングをスタートできたのも、ここダーラム。
今では長期滞在したホテルが我が家のように思え、ホテルに戻ると「アー、家に帰ってきたー」という錯覚まで覚え。。。。:-)
何よりもありがたかったのは、アメリカ南部気質のすばらしい人々との数多くの出会い。
残り約2週間!何事も最後が大事!仕上げが大切!最後の最後まで気を引き締めて!

Tuesday, October 23, 2007

雲を突き抜ければ、晴れ晴れとしたお月さん

通い慣れた空の道

シアトル発
アトランタ経由
ダーラム行き

シアトル離陸後すぐに右手に見えてくるはずのマウント・レーニア
富士山よりも高い山
頂上まで雲に覆いつくされつつも、マウント・レーニアの形がわかる



向かい風(逆風)に向かってエンジン・フル・パワーで離陸
自ら逆風を作り出して翼に揚力を与え、空高く舞い上がる



地上から見上げる空は雲に覆いつくされ、太陽の光が全く見えなくても
一旦空高く舞い上がれば
雲を突き抜ければ
真っ青なすがすがしい大空が広がっている



まるで人生の様だ

同じ空を見ているのに
雲で本来そこに広がっている青空が見えない

そこに立ち止まっていれば
いつまで経ってもそこに青空が広がっているなどと想像すらつかない
でも厳然とそこには青空が広がっているのに・・・・・・

目の前に立ちはだかる様々な困難に
あえて立ち向かっていくとき
逆風を飛翔の力に変える飛行機のように
困難を成長の力に変える生き方ができるのだろう

困難という雲に惑わされずに
本来のすがすがしい青空を見る事ができるのだろう

Sunday, October 21, 2007

水不足のダーラム vs 雨のシアトル



ラーリー・ダーラム国際空港のラン・ウェー手前で離陸許可を待つ・・・・・・

離陸直後目に飛び込んできたのは、水位が激減してしまったジョーダン・レイク・・・・
ダーラムではここの所水不足が叫ばれている。
芝への水撒きや洗車等が禁止されている程の「ウォーター・クライシス」だ・・・・



アトランタで乗り換え、シアトルへ!



シアトルは雨・雨・雨・・・・・・・・・雨・・・・・・・・雨・・・・
ダーラムに譲ってあげてほしいくらいに水は豊富だ。

そしてシアトルは寒かった!ダーラムとは雲泥の差だ・・・・・・



紅葉が綺麗!
なのに、曇り空・雨・冷たい風が気を滅入らせる・・・・・
お願い!晴れてくれ!!

Thursday, October 18, 2007

周囲への気配り? ・・・・・ 期待してはいけない

このブログをつけ始めるきっかけはシアトルのアパートで経験した騒音問題だった。

そしてここダーラムのホテルでも・・・・・
隣の部屋から音楽と話し声が高らかに聞こえてくる。いやいや、響いてくる。
いったい何人いるの、この狭い部屋に?
パーティーは9時になっても10時になっても終わらない。。。
さすがに11時になった時点で我慢の限界を超え、フロントにクレームを言いに部屋をでた。
と、同時に隣の部屋からもひとり出てきたので、直接言うつもりなど無かったが考える前に言葉が口をついて出ていた。。。。「もう少し静かにしてもらえませんか? もう11時ですよ」と言いながら部屋のドアが開いた状態だったので中を見ると数人のパーティーではない! 何人もうじゃうじゃいる! しかも皆正装してるじゃないか? ちゃんとしてそうに見えるのになんなんだこのドンちゃん騒ぎは?お隣への気遣いとかないの?・・・・ と目を疑った。

とりあえず「わかりました。静かにします」と素直に言われたものの、これまでの経験でそんな簡単に問題が解決されることなど無いと思い、念のためフロントへ。

するとすでに他の部屋からクレームがあがっていたらしく、すでに電話で何度か警告をしたという。。。
? ???
すでに警告していた? ???
ということは彼らは静かにしようなどと一切考えていないと言うことじゃないかー!

どんなグループなのかフロントに聞いてみたところ大家族の年一回の集合らしい。
日本でお正月に家族・親戚が一斉に集合するようなものらしい。。。

とにかく再度クレームの電話を入れてもらい部屋へ戻った。
が、 予想通り何ら変化なし。
夜中の1時でもお構いなし。再度フロントへ足を運び「警察に電話してください」とまで言った。

結局ホテルのマネージャーが直接クレームを言いに行き、パーティを解散させることでひと段落。。。

いやいや、そんなに甘くはない。
日本じゃない、ここは常識など通用しないア~メ~~リカ~!!

一旦解散したがひと~り、ふた~りと戻ってきて、また元に戻ってしまった。
さすがに眠すぎて多分夜中の2時過ぎに寝てしまったが、きっと彼らは朝までドンちゃんやっていたに違いない!

今日の教訓 : 期待するな当たり前なことなどひとつもない! と思っていればいやな思いも最小限

Saturday, October 13, 2007

ランディング、ランディング、  ランディング!


ランディング、


ランディング、


ランディング!!

インストラクターのウォード先生は今度の金曜日アメリカを去りペルーへ。
おそらくこれがウォード先生と飛ぶラスト・フライトかもしれない。。。

タッチ・アンド・ゴーを何度も何度も繰り返した。1.3時間の間に9回のランディング。。。
最後のランディングはラン・ウェーに明かりが灯り、感動的だった。。。。

3千時間の祈りがこもった千羽鶴



癌と闘っている人に更なる勇気を与える千羽鶴が完成。
3千時間の祈りがこもっている。
一羽3時間の祈り。
世界各地から鶴が届く。健康な人だけでなく自ら癌と闘っている人からも届けられる。



大切に大切にお届けしよう。。。。。

Wednesday, October 10, 2007

アメリカ初の献血(ブラッド・ドライブ)



今日は職場で献血があった。
今日あるということを知らなかったが、受付で献血できるかどうか聞いてみたところ
ウェルカム!と言われたので、献血させてもらった。

日本の献血しか知らない私には驚くことばかりだった。。。。

まず一冊の冊子を渡され12ページにもわたる文章を読まなければならない。。。
内容は、「献血をする前に必ず知っておかなければならない事」と題して、献血はどのように行われるのか、献血された血液はどのように扱われるのか、献血をする事が許される条件等々。。。。

そして読み終わったことを告げると別のブースに呼ばれ、コンピューターで30問以上もの質問にYES/NOで答えなければならない。過去のメディカル・ヒストリーに加え、性行為についても問われる。。。HIV・AIDSの可能性が無いかが問われる。。。

そしてやっと献血をするための寝台へ。
針がやたら太く見えたのは気のせい???



献血終了後、Tシャツをもらった。
それから、アメリカ初の献血ということで、バッジと
なぜかランチ・ボックスももらった。アメリカン・レッド・クロスのロゴ入りで。




以前、アクアマリン☆太郎さんのブログで紹介されている「アンパンマンのエキス」を見て
それまで以上に「血液を待っている人々、血液を待っている子供達がたくさんいるんだ」と言う思いが強くなった。だからこれからも健康な体を保ち少しでも役に立てるよう献血は続けていきます。

Sunday, October 7, 2007

癌と闘う人に勇気と力を!





今日は久しぶりに気持ちよく晴れた!

訪ねた知人から驚きと感動の話を聞く。。。



彼は4年前に白血病(血液の癌)を宣告され死を目の当たりにした。

そして初めて本当の仏法のすごさを知ったと言う。

今は骨髄移植を経て完治し、お寿司屋さんを経営。






職場でもうわさの抜群においしいお寿司を食べられる数少ない場所だ。

と言うよりダーラム近郊ではここしかない。

他に日本食を提供するレストランは数多くあるが、全部アメリカナイズされた日本食で、日本食では決してない。。。





彼は自身の闘病体験、仏法の信仰体験から、残りの命を残りの人生を癌と闘う人たちの為に使うと決心したと言う。。。毎日3時間お題目をあげ癌と闘っている人たちの回復を祈り、仕事もこなし、闘病中の人を励ますために足を運び、また祈り、癌と闘う人に勇気と力を送る活動に協力を得るため語りに語り、そしてまた行動する。そんな毎日を彼は感謝の思いで送り続けている。そして死ぬまで続けると言う。




私も母を癌で亡くし、大切な友を癌で亡くし、何でもいいから何かできないかと思いつつ何もできていない自分に不甲斐なさを感じながら今まで生きてきた。



しかし、白血病を体験した彼との出会いは衝撃的で、会うべくして会ったというか、何か昔から縁していたように思えて仕方なかった。。。

できることから手伝わせてもらうことに。

早速彼が今までに築いてきたネットワークで世界各国から彼の元に送られてくる折り紙の鶴を受け取り、ホテルへ戻った。大袋にいっぱいつまっている。千羽鶴にして癌と闘っている人を励ますのだそうだ。

これまで足を運んだ場所は全米にとどまらず日本、ベルギー、フランス、とどんどん広がっているらしい。そして彼の元に送られてくる鶴は、3時間のお題目をあげて1羽、また3時間あげて1羽と折られた鶴だという。。。。言葉にならなかった。。。




早速妻と二人で色分けし、一つ一つ糸を通す。。。。

千羽鶴が送られるなどと知らされている人など一人もいない。

しかし、早く千羽鶴を完成させれば、それだけ早く一人の人の心の力になる事ができる。

しかも、ただの千羽鶴ではない。一羽3時間の祈り、一千羽で3千時間の祈りがこもった千羽鶴。



彼は言う。。。あと3年とか5年で終わる活動ではない。死ぬまで続けるライフ・ワークだと。

恩返しのつもりで癌と闘う人々を励まし、仏法のすばらしさを語っていくと。

Saturday, October 6, 2007

ダーラム・サタデー

今日はどんより曇った土曜日

朝マックではじまり、


日本のツタヤに相当するブロック・バスターでDVDをレンタルし、



スーパーマーケットで買い物を済ませ、



ホテルの部屋に戻って映画鑑賞。。。。

今日は「ファイアーハウス・ドッグ」を見た。おすすめです。

Wednesday, October 3, 2007

練習、練習、また練習!



いつも乗っているセスナ172はメンテナンスの為、
今日は小柄なセスナ152で練習。

パワー・オフ・ストール

パワー・オン・ストール (気持ち悪!)

そして、タッチ・アンド・ゴーを繰り返す



日がとても短くなった。。。
あっという間に暗くなる。。。寂しい、寂しい、、、、



セスナ152は初めて乗ったが、中がとにかく狭い!!
と同時に一体感を感じる。まるで自分の体に翼をつけて飛んでいるようだった。
何事も一長一短。。。



プロペラ機故のジェット機にはない魅力があり、
小型機だからこそ大型機ではありえない飛び方を体験できる。



人も同じ。
一人一人違う。同じなはずがない。だからおもしろい。
優劣ではない。それぞれの良さを見つける事がいかに大切か。

Monday, October 1, 2007

アメリカに来て今日でまるまる7ヶ月

日本を離れて丸7ヶ月。。。
シアトルにアパートを構えたものの、今も尚ダーラムでホテル住まい。。。
殺風景なホテル・ルームに少しでも潤いをと、花を飾ったり、写真を飾ったり。。。

9月に入ると巷のお店は早々とオレンジ一色に飾り付けられる。。。
「Trick or Treat!」
そう、10月31日のハロウィーンに向けて。。。

私のホテル・ルームにも数ドルで買ってきた飾り付けを妻と二人でぺた、ぺた、ぺた、


ちょっとしたことだが、結構気分的には癒される。。。何も無いよりは格段にいい。



ダーラムでの楽しみはもっぱら青い空。温かい(暑い?)天候。
お金などかけなくとも、外を妻と二人でぷらぷら散歩するだけで気分は最高!



空を飛ぶのは最大の楽しみ!



ほとんど外食はしないが、新しいレストランが今も続々と誕生しているので時々試しに入ってみる。
先日入った新しいイタリアンのお店で食べたピザはおいしかった!アメリカにきて初めて「うまい!」と叫んだピザだった。



ダーラムもなかなかのもんだね。

でもやっぱり早くシアトルに戻りたいね!!