Monday, November 26, 2007

のど風邪をこじらせて、声は世良正則の歌声のよう

先週の日曜日(11月18日)からのどの調子がおかしかった。

日に日にのどがかれていき、
とうとう今日声を出すのがしんどくて
普通にしゃべるのも大変な状態に。。。

電話ではなおさら会話が成り立たない。
コーヒーショップで注文するのもしんどかった。
こうなったら、黙ってるのが徳。。。。?



シアトルが乾燥しているからなのか?

雨がたくさん降っているはずなのに。。。。。



幸運にも熱は一切でない。とにかくのどだけがやられた。

ちょっと体がだるく、ふしぶしが痛くなってきたので、熱もではじめるかと思ったが、

いまのところ大丈夫!



そういえば来年初飛行を予定しているボーイング・ドリームライナー(B787)は、
胴体の素材がこれまでの飛行機と画期的に違う。

いままでは金属(アルミ)を使っていたが、ドリームライナーは複合材という腐食しない素材を使う。

だから、これまで飛行機に乗るたびに悩まされてきた問題のひとつが解消されるらしい!

「乾燥した空気」だ。

いままでは金属製のボディが腐食しないように湿気を極力排除せざるを得なかったが、ドリームライナーはそんなことを気にせず、湿度調整が可能になり、より快適な空の旅を楽しめるようになる!

「ドリームライナー のどにもやさしい 空の旅」

Sunday, November 25, 2007

医学専門用語にたじたじ・翻訳サポート

癌と闘う人、応援する人、

互いにネットワークを通じて情報交換し、癌と真っ向から闘う勇気を与え、勇気をもらい、
生きる希望と感動を共有する。

自ら白血病という難病と闘い克服した一人の男性が、あのダーラムでの出会いが、
私にもサポートできることがあるということを気づかせてくれた。

以来、できることは何でもさせていただいている。世界中から集まってくる祈りのこもった鶴を千羽鶴にするのもそのひとつ。



世界中に広がるネットワークのコミュニケーションは、
言語の違いという壁を乗り越えなければならないが、英語を使えばほとんどの国で通用する。
日本以外は。。。。

日本の方とコミュニケーションをとるには、やっぱり日本語にする必要がある。
もちろん英語で通じる人もいるが、ごく限られているのが現実。

というわけで、翻訳も私ができるサポートのひとつ。



妻は既に始めていたが、私は今回が始めて・・・・・
格段にハイ・レベルの英語スキルを持っている妻でさえ、この翻訳作業にかなり苦しんでいた様子を見ていたので、覚悟はしていた・・・・・

しかし実際やってみて、「こーれは たーいへんな作業だよー」というのが正直な感想だった。
理由はひとつ!

医学専門用語・専門略語・カルテ用語に慣れ親しんでいないという事が最大の理由だ。。。

ちんぷんかんぷんの専門用語が出てくるたびに、
インターネットで検索し、医学の勉強をし、用語を理解し、文脈の背景から的確な表現を選択する。

「医学の勉強」と書いたが、決して大げさに書いたわけではない。だから、大変。。。
でも、だからこそ、自分の為にもなっている。

今回翻訳させていただいたのは、3歳の時から急性白血病(ALL)と闘ってきた8歳の少年の、闘病生活の様子をつづったブログだ。

人は本当に年齢ではない。
今回の翻訳を通じて、この8歳の少年から、人として本当に大切な事を、改めて教えてもらうことができた。



「少しでも人の役に立つ」、「少しでも人の為に生きる」、
これほどその人自身の人生を豊かにする生き方は他にない。
その連帯こそが、地域を豊かにし、ひいては戦争のない社会、核兵器のない世界、差別のない世界へとつながり、本当に平和な世界を未来の子供達に残していける唯一の道だと信じている。

Friday, November 23, 2007

スノコルミーの滝は今日も美しかった

昨日も最高の天気に恵まれた。
妻と二人、スノコルミーにドライブ・・・・
今回で4度目。
何度行っても、その都度違った良さを見せてくれる。



今は細い滝だが、きっと雪解けの春には流れる水の量は相当増えて、
幅広の雄雄しい滝になるのだろう。



紅葉もゆっくりゆっくりと進んでいる。



シアトルは、やーっぱり美しい!

Thursday, November 22, 2007

人生初のThanksGiving Day in USA

昨日は人生初のThanksgiving Dayを体験した。
噂通り、街はまるで日本で言うお正月の様に静か・・・・・・・・
車の交通量も普段と比べて明らかに少なかった。

それでもスターバックスやタリーズといったコーヒー・ショップや、
コンビニは開店しており、家族で散歩に出かける人たちの姿が
レイク・サイドの公園にたくさん見られた。

特に天気が最高によかったから、尚更だったのかも・・・・・・
しばらく雨と雲りの連続だったから。
改めて思い知らされたことは、どんなに雨が続こうが、
一旦すばらしい晴天に恵まれると、そのあまりのゴージャスさに
いやな雨のことなど全てかき消されてしまうのだ!すごい!!

これがシアトルのすごさ(おそろしさ)か?!



散歩の途中スタバの前で飼い主を待つワンちゃんの姿にも
うれしさがあふれ出ているようだった。



私達も、つい先日妻の生活用に購入した車でドライブ!
1990年型 HONDA ACCORDだ!
こーれがしぶい!古いんだけど、なんともいえない魅力が満載!
どんなに古くても古さを感じさせない装備と高級感がたまらない!
色はシャンパン・ゴールド、走行距離は10万マイル(16万キロ)。
日本では考えられない距離数だが、ここアメリカではこの程度は
まだまだ序の口!
あと10万マイル走って20万マイル(32万キロ)までいってもおかしくない。



夕方にはパーティに誘ってくれていた友人宅に足を運んだ。
待っていたのはでっかいターキー!
20ポンド(9キロ)くらいか?
4時間以上かけて焼いたらしい。。。



いやーあまりの迫力にびっくりしたが
みんなでさっそくワインを開け、切り分けたターキーの肉をクランベリーソースをかけて
食べだしたら、あっという間に半分たいらげた。
味は日本人には少しくさく感じると聞いていたものの、そんなことは無く、とってもおいしかった!

そして残ったターキーをまたみんなで切り分け、お持ち帰り。
ターキー・サンドにしたりするそうだ。もちろん私達もご多分にもれずお持ち帰り。。。



Thanksgiving Dayが終わると、今度はクリスマス!
いやいや、その前に今日はビッグ・ショッピング・デー。
ほぼ全てのお店が半額セールをするらしい。
中には早朝4からオープンするお店もある。
テレビのコマーシャルでは筋トレやダッシュをしてこの日に備える映像まで流れる・・・・・
異常な熱の入れようだ。妻いわく、「怖すぎて行けない。。。。。」と。



無理せず、サンタクロースを待とう!

Monday, November 19, 2007

久しぶりの、ドタバタ

この車は私の車ではない。。。。が、代車として運転した。。。。
でかすぎる。。。ピックアップ・バンだけど、別に何もピックアップしないし。。。
シートは2席しかなく。。。。荷物を置くスペースはゼロ。



なぜ代車?
今年の3月に新車で提供されたばかりのカンパニー・カーが、ちょっとした坂道も登れないくらいになってしまったのだ。。。。エラー・メッセージの表示板には、ただ「エンジン・パワーが減少しています」と。

「減少しています」じゃわからないでしょう!っていうわけで早速ディーラーに持っていったところ、
この馬鹿でかい代車に乗る羽目になったわけ。。。


もーちろん、これも私の車ではなーい。。。。
見ての通り、消防車。



夜ご飯を食べ終わり、ゆっくりくつろいでいたら、
いきなり鼓膜を突き破るような鋭い音が鳴り響いた

ビー! ビー! ビー! ビー! ビー! ビー! ビー! ビー! 
止まる気配はない。。。。

アパートの住人がみんな慌てて避難している。
私達も、みんな逃げてるんだから一緒に逃げようか?程度の感覚で避難。
まったく緊迫感なし。煙もなし。火の手もなし。

外に出て間もなく写真の通り消防車登場!
で、たぶん、火災報知器スイッチ解除!
やっと音が鳴り止んだ。。。 そして皆それぞれの部屋に戻っていった。
何だったんでしょう??

Sunday, November 18, 2007

Together, we can save a life

今日シアトルのアパートに、American Red Crossから一通の封筒が届いた。

今年の10月10日にダーラムで献血した事に対する感謝と、今後も献血を継続してもらえるよう協力を求めるレターが、ドナー・カードと共に同封されていた。

レターを読んで驚いた。。。


こう書いてある。。。

Thank you for giving blood through the American Red Cross. Your blood donation may have helped save up to three lives.

We'd like you to know that the people you helped save and their families and friends are so grateful for what you've done. People like Molly, 23, who suffers from leukemia and needs frequent transfusions. Or George, father of two teens, whose heart transplant surgery could never have happened without enough available blood.

You really have done something amazing.

And now you can do something even more remarkable. Come back, and give blood again. You see, only 30% of first-time blood donors come back to give a second time. We need your help now more than ever. Frequently the blood supply is just 2 days away from running out. And every day in the United States, over 38,000 donations are needed. So we urge you to give regularly.

Has anything else you've done lately made you feel this good? Why not keep that feeling alive by giving blood again, and helping to save the lives of even more people, like Susan, 12, who just wants the pain of sickle cell disease to go away so she can grow up strong like her sisters.

Visit www.givelife.org or call 1-800-GIVE LIFE (1-800-448-3543) for more information or to schedule your next donation appointment.

そして、レターの最後に、

Together, we can save a life

とあった。


2 SECONDS IS HOW OFTEN SOMEONE IN AMERICA NEEDS BLOOD

アメリカでは、2秒毎に血液を必要とする人が出ています。

3 IS HOW MANY LIVES ONE BLOOD DONATION CAN HELP SAVE

あなたの一回の献血で、3人の命を救うことができます。

6 TIMES IS HOW OFTEN YOU CAN DONATE BLOOD IN A YEAR

あなたが献血できる回数は、年間6回です。

LESS THAN 30% IS HOW MANY FIRST TIME BLOOD DONORS WILL EVER GIVE BLOOD AGAIN

初めて献血をした後、再度2度目の献血をしに戻ってくる人たちの割合は30%を下回ります。

あなたの献血を

たくさんの人たちが

たくさんの子供たちが

「今」 待っています!

Friday, November 16, 2007

ダーラム生活に終止符! シアトルへカム・バック!

ちょうど一週間前、長いなが~いダーラム生活に、ついに終止符が打たれた。。。
7ヶ月ぶりの片道チケット。
7ヶ月前は、シアトル発-ダーラム行き
今回はダーラム発-シアトル行き。




経由地のソルト・レイク・シティで、機材故障による1時間の遅延があったものの、
2便ともファースト・クラスに自動アップ・グレードされたので、快適な空の旅となった。。。
いつもいつも同じエアラインを使ってきたお陰。




シアトルは、


やっぱりシアトルだった。。。。



雨。。。雨。。。。。雨。。。。。。。

渋滞。。渋滞。。。。。渋滞。。。。。。。。。



昨日は最悪の渋滞を経験させられた。
30分の道のりを1時間半かけてやっと家にたどり着いた。

スピード・メーターは時速10マイル(約16キロ)とゼロの間を行ったりきたり。
見渡す限り、前も後ろも右も左も渋滞。。。渋滞。。。。。。渋滞。。。。。。。。。。。。動けない車の山!

でも、いいところもある!この時期(秋・冬)に限ってだがダーラムよりもシアトルのほうがよっぽど暖かい!  というか、ダーラムの秋・冬は、凍るような寒さ。。。

凍る前にシアトルに帰ってこれてヨカッタ、よかった。

Wednesday, November 7, 2007

ダーラムでのパイロット・トレーニング

6月にウォード先生と出会い、7月からスタートしたパイロット・トレーニング。

なかなか頻繁には飛べなかったが基本飛行技術はしっかり教えてもらった。

総飛行時間:14.4時間 (まだまだだね。。。)
総離着陸回数:47回

バケーションでハワイに行ったときも1時間だが飛ぶ事ができた。

ウォード先生がペルーに行ってしまってからは、代わりのインストラクターが結局見つからず
飛べなかったが、勉強だけは少しずつだが進めてきた。ウォード先生が見ている気がして。。。。

ダーラムも明日が最終日!あさっての早朝片道チケットを片手にシアトルに戻る。


今度はシアトルでまたインストラクターを見つけ、再スタート!!
夢のシアトルで飛べるなんて、ホント夢のようだ!
でも雨が気になる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Monday, November 5, 2007

癌と闘う人々に身を呈してエールを送るシアトルの友

10月27日土曜日 朝8時

シアトル在住の友人がスケート・ボード(ロング・ボード)で再び闘いを開始した。

翌日曜日の朝8時まで、スケート・ボードに乗り続ける。

癌と闘う人々にエールを送る! ただその一点の為に!



彼はこれまでにも、この支援活動を何度も何度も繰り返してきている。
一回こっきりではない。これで終わりとか、もう十分やったとか、やめようなんて気持ちは
彼からはかけらも感じられない。

そして、妻として、一児の母として、いや、一人の崇高な人間として、
彼を支え、彼と一緒に闘っている奥さんがいる。

私と妻は、こんなにすばらしいご夫婦にめぐり合う事ができ、幸せだと思う。
そして、彼らの信念の行動は、私達にも弛みない勇気と希望の風を送り続けてくれる。

何か大きな事をしようなどとしているのではなく、
自分にできる何かで、日々の生活の中で、着実に、信念をもって、
人々の為に尽くしつづける人生は、
人々に勇気という輝きを放つばかりでなく、我が身をも煌々と照らすことになる。
日々感謝の人生を歩むことができる。


"It's a challenge, but it's nothing compared to, you know, what these people do every day. You know, battling cancer," he said.

彼はインタビューに答えて言っている。「確かにチャレンジです。しかし、癌と来る日も来る日も闘い続けている人たちに比べれば、何でもありません。」と。


TVニュースで放映された映像を見たい方はこちらへ:
http://www.youtube.com/watch?v=NUel_doAb9Q



新聞記事をご覧になりたい方はこちらへ:
http://www.worldrecordsacademy.org/sports/longest_skateboard_24h_ride_world_record_set_by_James_Peters_70910.htm



もうひとつ更に彼の闘う姿を映像で見たい方はこちらへ:
http://www.youtube.com/watch?v=sjqUOqxQmAI


そう言えば、彼の愛犬ミカちゃんも、かなりの根性の持ち主だった。(2005年7月撮影)

Sunday, November 4, 2007

癌と闘う人たちに勇気を!

癌と闘う人に勇気を!

白血病も血液の癌だそうです。知りませんでした。。。
治療はどんな癌治療でも過酷だと思いますが、
白血病患者が亡くなる理由の50%以上は、
過酷過ぎる治療の長期継続に耐え切れず、
体につながれた治療機器を自ら外してしまうことだそうです。

50%以上が。。。

先日お会いした白血病を克服された方もおっしゃっていました。
とことん痛めつけられたと。
鎮痛剤(モルヒネ)投与によって幻覚症状に陥ったことも何度もあったと。

脊髄移植を終え、退院した後も、通常は1年間絶対安静らしいですが、
彼は5ヶ月後に職場(自営業)にもどり、リハビリを開始。
最初は2時間経っているだけでも死にそうになったと。横になってはまた限界まで仕事をする。これを繰り返したそうです。
1年経っても、前触れなく突然嘔吐したりしたそうです。わけも分からず突然です。

彼はそんな過酷な治療と闘い、癌と闘い、克服した数少ない勝利者です。
そして彼は今、癌と闘う人々・応援する人々とのネットワークを広げ、
字のごとく全魂こめてエールを、勇気を、希望を届けつづけています。
それは、彼自身の闘病中の経験に基づいた行動だそうです。

このネットワークの中には、癌と闘う9ヶ月の赤ちゃんや2歳の子供もいます。

「2度も、千羽鶴が届けられたんです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ とにかくね、もらうとね、
・・・・・・・・・・ 言葉にならないんですよ。なんやわからんけど涙がでて涙がでて。ありがたくて。
すごい勇気をもらいました。ほんまに!」 (彼の言葉です)



今日また、世界中から届けられた鶴が「3千時間の祈りがこもった千羽鶴」となった。
鶴を送ってこられる人は応援する周囲の人たちばかりではない。
自ら癌と闘いながら、他の患者さんへのエールをこめて送ってこられる人たちもいる。

この千羽鶴は近いうちに病状が末期のCancer Fighterに届けられるそうです。

癌と闘う人たちに、あきらめに近い同情ではなく、「勇気」を!
人間一人一人に本来秘められた、想像を絶する「ちから」を!

Saturday, November 3, 2007

ダーラムにもついに冬到来!?

先週辺りから急激に気温が下がりだした。

長い長い夏は本当に終わってしまったんだ。。。。悲しい

紅葉が始まり、枯葉がちらほら

アスファルトには枯葉の跡がこびりついている


出勤前外に出て一面霜に覆われた芝生を見たときは、目が点になった。

車の窓ガラスだけではなく、ボディまで凍っていた。

もう冬?



ダーラム生活もあと一週間

長かった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本当に。

名残惜しさと、シアトルに戻れる嬉しさとが、入り混じっている。

アスファルトに残った枯葉の跡のように、私も足跡をしっかりとダーラムに残せただろうか?

枯葉の跡を消そうとしてみたけど、消えないんだよねー。

すごい!(なんで消えないんだろ?)