Saturday, June 7, 2008

英知を磨くは何のため - 6.6牧口常三郎先生ご生誕の日

土曜日の朝・・・・・

シンシナティでの一週間でたまった疲れもあって、いつもよりかなり遅く起床・・・・・

よく言えば「手早く」、正確に言えば「決して丁寧とは言えないやっつけ調理で」、卵ハム・サンドをつくり、
コーヒーと一緒にこれまた一気にかっ食らった・・・・・そもそもゆったりするのが苦手な性格なんだろう。。。



今日は朝からあいにくの曇り空・・・・



先週買いだめした食材もまだ残ってるし、洗濯も昨日やっつけちゃったし、
今日はご無沙汰していた「お勉強」だな・・・・・・

4月2日に通信教育生として夢の創価大学・入学式に参加して以来、最初の科目に選んだ「道徳教育」。。。。。 今だもって終わっていない!。。。。。

100ページほどの教科書なのだが、今日ようやく50ページ目に差し掛かった。。。。



そこで読んだ内容は衝撃的だった。(すべて学校で学んできたことばかりのはずだが、改めて再確認した。)

「どういう教育をするか、どういう教育を受けるか、という事がいかに大切か」・・・・・・・

明治以降の義務教育における道徳教育の変遷について書かれてあった。

1890年(明治23年):「教育勅語」の発布によって学校全体が天皇中心の国家に貢献する人材を養成する場となった。 ~ [教育勅語」で説かれる道徳的価値の体系は、国家のために勇気を奮い起こして貢献し、世界に比類ない国家の繁栄と天皇家の永遠の発展に尽くすということに帰一している。 ~ それは、天皇を神とし絶対化する愛国心・国家への忠誠というものであり、1945年(昭和20年)の終戦まで、道徳教育のあり方を支配したのである。

「国家のための道徳教育」・・・・・
「政治の要請を満たすための道徳教育」・・・・・
「国家の政治目的、戦争遂行の道具として利用された教育」・・・・・

今でこそ”そんなのは道徳でもなんでもない”、”まちがった教育だ”と言える時代だが当時はそうではなかった。。。。。たかだか60数年前のことだ。。。。

しかしその中で権力と真っ向から闘い一歩も引かなかったのが日蓮仏法流布と教育に生涯をかけた創価教育学の父・牧口常三郎先生だった。

ちょうど昨日、6月6日は、牧口常三郎先生の誕生日。

国家のためでもなく、戦争遂行のためでもなく、「子供の幸福のため」の教育を叫びきった先生は、児童・保護者の信頼を集めたが、それをおもしろく思わない権力者によって幾度も学校を追われた。

国家のためでもなく、戦争遂行のためでもなく、「人の幸福のため」という価値観を打ち立てた牧口・創価学会初代会長は、軍部権力に捕らえられ、獄死させられた。

偉大な偉大な人生の師匠である。

何のための教育か?

「平和」であり、「人の幸福」である。

一握りの権力者の至福のためであってはならない。。。。。。永遠に!



同様に教育者であった戸田城聖・第二代会長は、牧口先生と共に牢に入り、牧口先生獄死後、終戦と共に生きて牢をでた。
1957年9月8日、横浜にある三ツ沢競技場の式典で、「原水爆禁止宣言」。

広島平和公園の火は、世界から核兵器がなくなったときに消される。

池田大作・第三代会長もまた教育者として、牧口先生ご生誕100周年にあたる1971年(昭和46年)に東京・八王子に創価大学を創立。

牧口先生・戸田先生の「平和」と「人の幸福」のための教育を実現するために。

2 comments:

アクアマリン☆太郎 said...

三年生頑張ってくださいね♪
仕事と勉強の両立は大変でしょうけど。
人生一生勉強と誰かが言ってました。
僕も只今訓練頑張ってます☆

JiJi and JyuJyu said...

ありがとうございます!パイロットにしろ通信教育にしろ、一旦自ら始めたものは最後までやり通します。訓練がんばってください。