Saturday, April 7, 2007

運転免許取得とフリーウェイの挑戦


主人の横でぐーすか寝ていた妻です。 でもそれには訳があるのです。

実は先週こちらワシントン州の免許を取得したばかりなのです。
1年以上滞在の場合(例外もありますが)入国して30日以内にすくなくとも筆記試験をうけなければなりません。実技試験は予約次第で30日を超えてしまう場合があるのでそれはかまいません。主人とふたり一夜漬けの勉強をし、ぎりぎり筆記試験(コンピュータでのQ&Aー25問中20問正解だと合格)をパスし、先週が実技試験だったのです。本当に危ないところだったー。

わたしにとっての問題は実技試験なのです。主人は、こちらに来て1ヶ月以上ほとんど毎日車通勤しています。ということは・・・その間車のない私は、週末に少し運転すること数回・・そして迎えた試験です。苦手な縦列駐車が試験にでることや、バックをしながらの運転・・どれも不得意な私。しかも主人の車はセダンタイプで日本で運転していた車よりかなり大きい。数々の不安がよぎり、前の日から全然眠れず、うとうとしても夢のなかで運転のシミュレーション。もちろん主人は余裕の快眠、爆睡をしていた。

試験は自分の車を持ち込み、試験官とふたりきりで行われる。まずは車の機能チェック。
試験官に”まずは自分サイドの窓をあけて!” ”はい!”・・・ビーンとあいたのは教官サイド。
かなり緊張している。”次はバックにいれて、車庫を出て!” ”はい!”・・・車はバックではなく、前へ。
”I'm sorry!"を連発し・・・やっと一般道路へ。 問題の縦列駐車は奇跡的に他人の車を傷つけることなくクリア。 ”やったー!”心の中でつぶやいた。しかしそんなに甘くはない。もうひとつの課題、バックしながら道をまがり方向転換するテスト・・自分でも笑ってしまうほど・・よたよたくねくねと左右に動く。
もうだめだと思った。日本だったら即刻検定中止になるところ。

しかしこちらは一連のプロセスによる総合判断。100点中80点以上で合格。
もちろん結果は期待していなかった。しかしこともあろうに、こんな私の運転が92点で合格してしまった。主人は94点。こんなことがあっていいのだろうか?アメリカのみなさんごめんなさい。
と。。。わたしの運転はこんな感じなのです。
だから極力フリーウェイを使わず、一般道を極めることを心がけてきたのですが、主人が来週から数ヶ月ノースカロライナへ出張に行ってしまう。というこは、自分でフリーウェイを運転しなければいろいろな所へ行けない。そして覚悟を決めた。

今日、チューリップフェスティバルへの道のり1時間のフリーウェイを緊張しながら運転したのです。
こんなに長く運転するのは初めて、しかもフリーウェイ。主人はめったにない助手席の景色を楽しみ、たまにデジカメで取っている。かたや主人の掛け声にも反応できないわたし・・・・。そんな感じで1時間後になんとか無事到着。良かったー。いつも運転してくれる主人に感謝です。

もちろん帰りは主人の運転。だからわたしはせめて眠らせないように・・あの手この手を。
なので家に着いたらほっとして、爆睡したのでした・・・・・。とほほ。

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